過去作振り返り

こんにちは。神ゲークリエイター・ちゃんここちゃんねる管理人です。
これまでに作ったタイピングゲーム5つの振り返りとかを書きます。

元々アドカレ用に出すつもりだったけどあそこで脱衣タイピングの紹介は良くないなと思いやめました。
ということでいちいちスクショとか文字の色とかもなしで雑に書きます。

「最初にコンセプトが1つあって、それをとにかく形にした」
という点が全部いっしょです。「コンセプト1つで作るタイピングゲーム」とかそれらしい副題を付ける予定でした。

タイピングゲームを作って世に出すときの気持ちって大体「みんなに楽しんでもらいたい」とかと思うんですが、
自分の場合は単に思想の展開みたいな感じでやっている気がします。追々書きます。

1個目:脱衣タイピング(β)
コンセプト:手段としてのタイピング

サイトへのアクセス99%これです。「エロタイピング」の検索1位はGoogleもBingもこれになりました。

言うまでもなくインターネットにかつてあった伝説のコンテンツ、脱衣ブロック崩しから着想を得ています。
あれも別にブロック崩し自体をやりたいわけでなく、奥にきっとあるえちえちドスケベ画像を見たくてやってましたよね。

コンセプト以前に思想として「競技タイピングとは別で、緩くだらだら打つだけのタイピングもあっていい」があります。
レベル5を誰にもできないぐらいに設定しているのは「クリアや記録を狙うんでなく、ここでは下のレベルを緩く周回する遊び方をしてね」の意味を込めていました。

2個目:ランレングス圧縮タイピング
コンセプト:経験の通用しない、変なワードを打ちたい

ごく一部から大好評だった印象です。自分でやって一番楽しいのはこれです。

開発のあれとしてはJavaScriptの厄介さをここで学べました。
シンプルにsetIntervalすると全然正確に時間刻まなかったり、丁重に扱わないとeventListenerが外れなかったり…。

この頃はAtCoderをやっていてランレングス圧縮はそこで知り、他にはダイクストラタイピングも考えたけど結局上手くまとまりませんでした。
各辺にワードを置いてワード長をコストとして最後に理論最小手数・コストとの差分でスコアに減算かけて…みたいな。

3個目:ツイスタータイピング
コンセプト:タイピングに同時押しを取り入れたい

速い人はほぼ同時で押したりしますがそういうあれでなく、
ほぼ全ての音ゲーに同時押しがあるのにタイピングにないので取り入れてみました。

「部分的にはタイピング」というのをあれこれ考えていた時期です。

4個目:かじゅあるたいぴんぐ
コンセプト:面倒なことをがんばらない

お題作り。タイピングゲームを作る側としては鬼門になりがちだと思います。
(競技性を持たせたいときは)数を用意しつつ打ちやすさも揃えないと運ゲーになっちゃったりでたいへんシビアです。

やる側に任せたらいいんじゃない?と思って作りました。

5個の中で唯一これはやってておもしろいと全く思わないですが、思想の展開なのでこういう時もあります。

5個目:Cookey Typer
コンセプト:緩くだらだら打つだけのタイピングゲームにする

全然別物だけど脱タイと同じ思想展開です。

速度も正確性も必要なく、何なら打たなくてもいいとするためにCookie Clickerから着想を…というかパクりました。
動作が重いときの調整とかもせず競技性を潰しています。けど100万打RTAとかはやれちゃいますね。

振り返りというかセルフ解説というかは以上です。最後に公開予定をチラ見せしておわります。

どちらも途中で飽きて投げたのでいつか気が向いたとき完成になります。
思い立ったが吉日といいますが、”我々”は思い立った3日後が締め日なんだよなあ……。

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