ハチワンダイバー1~35巻を一気読みしたのでその感想を書こうと思います。ネタバレ多少あります。
何となくTwitterから少しだけ離れてみてまたこのブログに戻ってきましたがまああれですね。10ぷんぶろぐとかいうの見事に3回で終わってましたね。実にここあさんらしい。
というのもですね、大体なんでも思いついたところで満足しちゃうんですよね。これけっこー楽しそうやんってのを思いついたところでもう気持ちが半分くらい終わってる。ここで息絶えた者たちがいる一方でうまいこと第一回目を実行された者たちがいて、そこまでいくともうほとんど飽きていて、続けなきゃという執念でもう2回だけ延命されるものの、結局みな滅びるのです。盛者必衰。
長く続いた自分の趣味なり何なりっていうのはどれもこれも始まりが自分の思いつきではなかったというか、これ楽しそうだ!と思って能動的にグイグイとその世界に入っていったわけではないんですよね。中学で卓球部に入ったのは「一番楽そうな運動部だったから」、音ゲー始めたのは「クラスのみんながダンおにやってたから」、タイピング始めたのは「学校でやらされたから」などなど。ブログとかのインターネット物書き始め(てしまっ)たのも輝かしき”個人ホムペ時代”においてどこのホムペにも日記があったからです。Sorry, this page is Japanese only.ですよ。サイバーキッズ共和国ですよ。
もちろん今挙げたものみたいに何となくその世界に引きずりこまれつつもどこかでパッタリ飽きたものはいくらかあるんでしょうけど、一方で自分から入っていって長く熱中したものはないんですね。色々かじりましたけどね囲碁とか将棋とか。将棋。
さて、ハチワンダイバーとは将棋バトル漫画であります。(こんな入り方あるかーい(核爆))
プロ棋士への入り口である奨励会から脱落し「真剣(賭け将棋)」に走っていた菅田くんが主人公です。
将棋激強の爆乳メイドなどなんやかんやの出会いによって、様々な情熱や因縁に巻き込まれ、超巨大な組織をぶっ倒すことになるのです。アカギや天牌が麻雀で戦うように基本的に将棋を指すことで戦いますが、わりと肉弾戦の殴り合いもあります。敵として現れた人はちょいちょい味方になっていきます。あたかもドラゴンボールです。かなりドラゴンボールです。
ドラゴンボールなので、主人公が戦いを通してどんどん強くなっていきます。命がけの戦いを何度も繰り広げるんですが、そういったなかで彼はこんなことを言います。「人生のほとんど将棋一筋でやってきたんだ、将棋で負けたら俺に何が残る?」。
賢い生き方ではないんですよね。将棋人口700万人(作中情報)、現役プロ棋士200人足らずですからね。それでもどうしてかそういう生き方に憧れちゃうわけですよ。
あれこれの趣味らしきものでそれぞれそこそこの腕前は手に入れてきました。児童館対抗卓球大会第2位(出場人数15人ぐらい)とかね。でもある程度までいって、環境が変わったりでする機会がなくなっちゃって、そのままフェードアウトみたいな感じでそれらがぽつぽつ消えていってます。己が人生これに託したりッみたいなものが(長い目で見たら)なかった分こういう話には心惹かれちゃいますね。
最初の一行から四段落分書きました。「3の壁」を超えました。感想書こう!と思い立ったところで実は半分飽きてまして、がんばったけどもうだめです。
自分の中できれいにオチをつけましたがいかんせん今わりと暇なのでもう少し書きます。最近読んだ漫画について飽きないうちにスピーディに感想というか、感想書くの苦手なので言及みたいなのします。
・君に届け
言わずと知れた青春恋愛ストーリー。ない古傷をえぐってくる。やべえ恋してえ、と思った3秒後にいや俺にこんなの無理だからと冷静になり、またでもやっぱ恋してえよと思わせる破壊力の強い漫画である。
生意気にも超絶イケメン風早様に普段しない感情移入をしてるので楽しく読めます。話のあちらこちらでいちいちやたらと家族絡めるところが唯一好きじゃないです。
・コッペリオン
原発破裂して荒野になった東京をアンドロイド女子高生が救っていく話。これ1巻出たのが2008年で、やや未来予知みたいな感じだったんですね。アンドロイド女子高生はいっぱいいて、生存者を救出していく主人公組のほかに好き放題暴れてる子たちもいるんですが、やんちゃ組のほうが好きです。「なんで人間の言うこと聞くの?人間の都合であんたらは作られたんだよ?」。ズバン。
テラフォーマーズっていうこれまたおもしろい漫画もあるんですが、どっちか好きならもう片方も好きになると思います。人間をいくらか超えた特殊能力持ちの人間が荒れ果てた地で戦うところで共通です。
・ちはやふる
競技かるたのお話。これで感想書こうと思うと「とにかくすげえ」になります。とにかくすげえ。呼吸を忘れて読むので本を閉じると大体息が切れてます。ほんとだよ。
・天牌
裏社会&麻雀。外伝とか合わせると軽く100巻超えるけど全部読みました。まあ四暗刻単騎はポンポン出ますがツワモノ揃いの卓だと駆け引きアツいです。
・暗殺教室
デスノートみたいなのと思って読んだら結構違った。これはおもしろいぞ。感想としては、こんな先生いてほしかった~とか、とにかくすげえとか、そういう感じです。
・予告犯
デスノートはこっちだった。現代で起こりえるデスノート。映画化するらしいですね。
してもいい浮気はある、という3年前の自分に言わせればしてもいい犯罪が例えばこれ。
・罪と罰
ドストエフスキーのと話の大枠は同じみたいです。原作近いうちに読みます。
これが結構自分にとってクセモノな漫画でして、この物語をじっくり味わって考えちゃうと間違いなく自分の価値観に大きな衝撃が来るんですよね。してもいい犯罪としちゃいけない犯罪を同時にやっちゃうんですよ主人公さんったら。勘弁してほしいですわね。
今の段階では途中で出てくる遊び人的なキャラが憧れの対象になってます。
ラストは最近見たアニメだ!ラブライブ!
1期2期合わせて26話ほぼぶっ通しで見ましたが、途中から息が苦しくなっていました。
「見たい、知りたい、もっと知りたいよμ’sのこと、、でも、、、これ以上見ちゃったらラブライブは終わっちゃう、、見たくない、、でももっと、、、ああああ、、、、」
。
もう彼女らの声を聞くだけで泣きそうになるのでしばらく距離を置くことにしています。
1期の11話あたりがあったからこその感動でしたね。どっぷり気持ちを持っていかれたというか。
一番好きなメンバーはあちこちで順調にポイントを上げていって2期8話で参りましたさせてくれた希さんです。
2期11話はだいぶ印象的でした。がくがく震えてiPad落としました。
疲れてテンション落ちてオチたってことでそれではごきげんよう。
(さらに…)