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  • 10ぷんぶろぐ #13

     『蛇にピアス』。初めて読んだのが大1のときだったのかな。それから4年くらい経っていますが今でも蛇にピアス、と聞くだけでウウウッとなります。鮮烈なリアリティがありましたからね。心の闇がぐぐぐっとうずく感じです。エターナルダークなんとかがね。

     漫画化されてたんですね。見かけたので読みました。絵が添えられるとなお生々しい。4年前に小説を読んだときとほとんど同じ気持ちになっています。
     セックス。セックスね。その理由付けによく「自分の存在を確かめる」なんて書かれるじゃないですか。そういった表現を何かの作品で見るたびまたかよ、と思うんですけれど、最初に見たのはこの蛇にピアスだったかもしれません。その当時はまったく意味がわからず、もっとも今でもよくはわからないのですが、こじらせ童貞について考えて何となく受け入れられるようになりました。
     要はあれでしょ、アイデンテテ~問題のはびこる背景で自分もある人には求められてその人と社会と繋がってるんだっつー実感が得られる感じなんですよね。承認欲求満たされるんでしょ。泡沫だと僕は思いますけどね???

     原作2003年ですよ。いつまで承認欲求なんですか。
     多様性がどうの言い出した奴は誰なんだ。今さら昭和に戻るわけにもいかないんでしょうからこうなったら宗教しかないですね。みんながみんな私は生きてていいんだ、私の存在理由――raison d’être――はこうなんだって実感していられる世界を作るには宗教しかないですよ。みんなでやるならいわゆるカルトじみたものだとやや問題ですからね、そして仏教とかキリスト教とかもナウなヤング達には古臭いとバカにされてしまうかもしれない、ともすれば創価でどうでしょう。

     みんなで創価学会に入って幸せになろう!!!!!!!

     それが嫌ならいっぱいセックスしよう!!!!!!

     こうして多くの童貞を救ったところで10分経過です。また会いましょう。

    anan (アンアン) 2015/08/19号 [雑誌]/マガジンハウス
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  • 10ぷんぶろぐ #12

     アクセス解析の検索ワード見てると童貞うんぬんがダントツです。「童貞の魅力」とか「童貞 特徴」とかですね。「童貞 魅力なし」はあんまりだと思いましたけど。

     別にね、童貞だからどうていうことはないんですよ。いやほんとに。ディズニーランド行ったことないよって人にお前人格歪んでるなって言わないでしょ。ね。セックスは日常的にするものっていう扱いは一般的にされてないじゃないですか。そうだったら学校行ったことないのマジでって方になってきますよ。時々恋人できたときにする程度のことじゃないですか。だからそう。どうていうことないんですよ。かぶせていく。
     それでもどういうことか現実に異質扱いされるからそこから生じてくる人格への影響なんかを考察したのが例の記事ってわけですよ。もっかい読み返そうと思ったら童貞論のほうめちゃめちゃ読みにくかったのであれだけは多少文字サイズとか変えたりしようかなあと思いました(するとはいっていない)。

     やっぱり読みやすさが必要ですよね。この10ぷんぶろぐシリーズに関してはさらさらっとクソみたいな文章をとりあえず書き散らすもんだと思ってるのでいいかなーと思ってますけどね。さっきから「、」が一個もないですよね。絶対これ自分で読み返さねえわと思いつつざくざくと書いてます。
     この間たまたま見つけてあーすげえこういう感じにしたい、と思ったのがこれ。
     http://hitode99.hatenablog.com
     どの記事読んでもおもしろいからな。これはやばい。彼女できたの許せるわ。名古屋らへん住んでるっぽいのもポイントが高い。腐女子と大須行ってまんだらけで別行動したわwみたいなの書いてあっていつの俺だよって思いました。

     まあその、大学のときは今思えばぼちぼち空白期間みたいな感じでモラトリアムかましてたゴミカスだったんですが高校はわりと面白い感じのことあったかなあと思っていて、なんかいろいろ思い出話かませたらなあと思ってるんですが、いかんせん思い出せない!!!酒を飲むたび過去が消え去っていく!!!

     てことで今歌舞伎町なんでちょっとゴールデン街いってくるゴミよ~。

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  • ゆめゆめかなうまい

     何かしら記事を書くとその日だけアクセスがグンと上がります。基本的には毎日5~10なんですが、先のクソゴミ記事を書いた日は67アクセスありました。クソゴミすぎて全く読んでない人がつけていってると思われる「いいね」とかいう謎機能もまったくついていませんでした。申し訳はあります。おもしろいと思ってやりました。

     修学旅行いきてえなあと最近よく思います。修学旅行。大学のときは卒業旅行とかいうチャラいものと無縁でしたので小中高で3回行ってるんですよね。
     修学旅行@小学校。京都奈良。だったかすら怪しいほどほとんど覚えてないですね。男子4女子4みたいな編成で行ってたんだと思います。やべえよな。覚えてる2つのポイントは散策中に何かが気になってふらふらっと歩いていったら「おいどこ行くねん」言われてあぁ今完全に不思議ちゃんなってたわと思ったのと、消灯時刻ちょっと前ぐらいで布団入ってたら「なんかお前テンション上がってね?」言われてなんて鋭いやつだと思ったのです。
     @中学校。富山。と長野もだったかな。富山のなんか山だかプレートだかを間近で見て「富山すげえじゃんやるなあ」と思ったのだけ覚えてます。あとなんか野沢菜かなんか入ったまんじゅう食いましたね。
     @高校。京都奈良。覚えてないですね。なんか、なんでしたっけ?金閣寺とか見たかも。

     ぜんぜん覚えてねえじゃん!!!!!!どんなだったかまるで思い出せないのに、しかしやはり修学旅行いきたくてたまんねえですよ。うーーん。修学旅行いきてえ。
     どうも言葉のオーラに支配されてるようですね。修学旅行っていかにも素敵じゃないですか。なんかこう、ねえ?いいよなあ修学旅行。

     あれですよ。普段からしょっちゅう会ってる人の違う面が見えるのがいいですよね。みんな私服だったからそこでもううわみんなめっちゃ私服着てるってなるんですわよね。男子はともかく女子とか怖かったですよ。めっちゃオンナオンナしてんじゃん校外ではこんななのかよこいつらって。あとは長い時間一緒にいるから話もディープになったりするじゃないですか。なんやかんや「お前誰が好きなの」は毎回言われていて、そのたびにそのとき好きだった人を答えてたんですが、決まって「マジかwwウケるなww」とか言われるんですよね。テメェじゃ絶対無理だよとかそんなニュアンスだったんでしょうか。

     そのころはよかったよねええええ・・・・・・・・・・・・・。
     今じゃもう未来の話じゃなくてみんな過去の話しやがりますからね。クソ野郎どもめ。こういう人と付き合いたいなあとか恋人作ってこんなことしたいなあとかそういう未来の話のほうが夢あるでしょうよ。何が元カノがこんな奴でさあ最初のセックスこんなでさあだクソ野郎どもめ。
     未来。夢のある未来を見て生きていきたいよ。

     ほんと修学旅行いきたいよ。学生に戻って修学旅行だけいきたい。学校通いたくはない。

     と、無邪気な楽園という漫画を読んで思いました。25歳男が記憶そのままで小学生に戻ってうっかり女子小学生の着替え覗いたり女子小学生のおっぱい揉んだりする話。夢があってすごくいいなあと思いました。

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  • 10びょうぶろぐ #1

     お久しぶりです。今回は10秒で記事を作るという新しい試みにちょ
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  • 10ぷんぶろぐ #11

     ということでこのブログは「ここあのブログ」から「10ぷんぶろぐ」になりました。これからもよろしくお願いいたします。

     「君は淫らな僕の女王」という漫画を読みました。今回は10分なのでWikipediaにリンクをつける余裕はございません。めんどいだけです。
     早速あらすじを紹介するぜ!「クラスメイトのスーパーかわいいお嬢様は俺っちが大好きな幼なじみなんだけどなんか嫌われてる・・・と思ったら好かれてた!祈ったら同棲することになった!しかも1日1時間その子が本性出してめっちゃ変態になる!おっぱいおっぱいおっぱい」
     感想といたしましては……おっぱい。

     いやほんと感想もへったくれもねえですよね。ううん。
     主人公の男の子はこだわるんですよ。謎の力で自制心なくしてるときはセックスしちゃだめだって。とかいっておっぱい吸ってんですけどね。ふざけんなよな。でもまあ分かんなくはないよね。謎の力に支配されたときだけ「あぁあしゅきしゅきおちんちんほしいのぉ~~~」とか言われてもね。認められてる感じしないんでしょうね。十分にうらやましいですけどね。
     でもキュゥべぇ的な枕野郎による大いなる謎の力が発動してなかったら2人はどうなってたんでしょうね。女の子(名前忘れた)が頑張り続けて親のおゆるしをもらったとして、男の子(名前忘れた)にその思いを告げられるのかわかんないですよね。ってかあんなつっけんどんしてて男の子(名前忘れた)がどっか別のといい感じなってたらどうしてたんですかね。
     社会学のサブカル部門なんかだとよくセカイ系って言葉が出るんですよね。エヴァとか最終兵器彼女とかあの辺取り上げてこれらが流行ったのはポストモダンの思想がうんぬん言うんですよ。デスノートなんかもそうでしょう。大いなる謎の力の登場により人々はって。ドラえもんもですか。確かにあったらいいなぁって思うからみんなその話にひきこまれる。僕もね、このきみだらは夢中になって読んだんですよ。ああこんなかわいい女の子がよだれ垂らして自分に言い寄ってきてくれたらなあって。

     なんだかこじらせ童貞の話につながっていきません?この作品が人気を博した(んだよね?)のはこじらせ童貞が多くいるからってことになってきません?自分から何をするでもなく女の子に好かれたいと。この話だって主人公がしたことなんてチャチなおまじない信じて自分の部屋で祈っただけじゃないですか。もうちょっと勇気いること、例えば渋谷のスクランブル交差点真ん中で「Fカップ触りたい!」とか叫んでみてそれで叶いますか。叶うにしてもちょっとやりたくないですよ。
     そういうことだよ分かったか。相手がこじらせ童貞だなと思ったら問答無用で「しゅきしゅきしゅき~」って言うだけで落とせるんだからな。頼むよ。
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  • 10ぷんぶろぐ #10

     #10でいいんですかね。お久しぶりです。書くたび毎回「久しぶり」って言ってそのうちぷつんと更新途切れるタイプのブログになってしまいました。最初からそうでした。今まで続いているのが不思議である。
     特に語る近況もございません。速いもんだよと先人…おっさんおばさんは口を揃えます。速いです。こうやってどろどろ自分という資源を溶かしていくのです。土に返していく。滅私奉公。大地に感謝を。
     近くに誰かしら語れる人が欲しいなあと思います。「社会はクソ」という点だけ通じ合えればそれでいいんですが、何しろ近頃の出会いがことごとく社会の人であります。中に入って我を保つのは難しいんでしょう。順応しますからね。賢いから。

     先回の記事から今日まで2回ほど何か書きました。ぼちぼちの文量であったと記憶していますが闇に葬られました。自動バックアップなんてなかったのだ。パソコンごと壊れた。

     デストロイ×レボリューションという漫画をつい先ほど読みました。超能力持った地味青年がいろんな人と出会って力分け与えたりしてゴタゴタする話です。ぼちぼちよくある話かもしれません。こういう路線の漫画をざくざく読み漁っているので胃もたれ気味。それでも好き。
     社会はね、やっぱりクソなんですよ。言行不一致、ぐらいが一番簡潔に自分の思いを表してそうです。こうは言うけど実際こう。みたいな話をするとき僕は具体例を出しません。単純に政治とか世界情勢とかそういう知識が微塵もないからなんですが、それとなく大雑把に言っておけばそれっぽいみたいなんですよね。いつか言ったかもしれないけど自分は教祖の左腕ぐらいのポジションが一番向いてたと思います。
     不満。たくさんの人が持ってるんですけど、だけどその不満だっていう気持ちだけ共有してもどこからか話がズレてきたりするんですよね。ある程度まではすぐに分かり合えるんだけど。
     人によって違う理由で何かしらの感情を持つ、その感情がある言葉でもって表されそれが共感されて、そしてまた向かう先も違うんですよね。

     人を見て「んっ」となることが時々あります。どこか自分と同じだと。スピリチュアルにしていくと高次の視点ってのがあって、でもその視野は狭いんだと思います。人生を腺で考えれば簡単な話で、実践と点線があって、それが人によってあちこち向いてる、だったらほぼ間違いなく接点ってのが出てくるじゃないですか。数学で言うようにぴっしり平行なら別ですけど。ただその接点にあたるエリアが見えたり見えなかったりする。
     運ですよね。縁って運ですよ。
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  • タイパーとぼく。

     まずcocoaさんのタイピング歴についてざっとまとめましょう。

    1992 生誕
    2002 タイピングゲームで遊び始める
    2006 タイプウェル登録 R総合XJ
    2007 初毎パソ 2月和文A(中学生)3位
        3月にタイプウェルE登録 総合SC
        6月で英文決勝決めて10月で和文出場権も獲得
        英文Aで決勝出て優勝(この時R総合XB、E総合XG)
    2008 ものづくりフェア(和文A)7位
        (高校入学)
        TW殿堂入り
        毎パソ和文B(高校生)予選落ち
    2009 英文B優勝
    2010 R常用でZJ
        Twitter始めてタイパーフォローしまくる
        英文B毎パソ引退戦失格
    2011 (大学入学)
        R総合ZJ O総合ZJ
    2012 E総合ZJ
    2013 第5回タイピングサミット参加
    2014 第6回タイピングサミット参加
    2015 Intersteno参加 多言語部門68位 英語40位ぐらい

     と、こんな感じになりますでしょうか。なんかそれっぽくなりましたね。

     過程でいろいろなタイパーと知り合ってきました。
     最初に知り合ったのは雷さんになるのかな。中3のときの毎パソで知り合って何やらお話した気がします。知り合ってないけどその毎パソの控室でたにごんさんをちらっと見かけたのを今でも覚えてます。「やばい、あのたにごんがすぐそこでキーボード打ってる」、と思いました。そそくさと逃げました。
     その次がkurimansさん。最初の毎パソで3位だった自分の+300点?ぐらい取ってたやばい人ですね。2位が雷さんだったんですけど。kurimansさんがこの時英文A出てなかったら色々その後のモチベーションとかも変わってたと思います。彼が最初に見た同世代でかつヤバい人でした。以降の毎パソでは彼らに加えdoraさんや桔梗さんとも話してました。

     そこからはTwitterでって感じになってきますね。ちなみに始めたのはKaTandさんがブログにTwitterのツイート出るやつ貼っててそれ見たのがきっかけです。この頃からギャラリーするの好きで結構上位陣のブログ見てたんですよ。特にdqmaniacさんのは大好きでしょっちゅう見てました。過去ログもほとんど読んだんじゃないかな。
     で、ざくざくタイパーっぽい人をフォローしていき、トップクラスで怖い人だったW/Hさんからよくわからんリプライ飛んできてビビり、志望大にテルさんいてマジかーってなり、オーユーさんと馴れ合うようになり、といった感じですね。始めてから1年ちょっとぐらいはついったいぱーとして活躍していたと思います。KaTandさんとオーユーさんはだいぶライバル視してました。くろのずさんも年齢一緒と知って、でもタイピングは自分よりめちゃめちゃ速くて、(音ゲーもうまくてきっちり大学も受かってて)、なんだか自分の上位互換よなあなんて思ってました。あまり意識しないようにしてた節があります。
     あとオフ会とかもちょくちょく。何かのきっかけで秋葉原行ったときeighさんにキーボード屋さん案内してもらったり、テルさん、というかぶったーさんとゲーセン行ったりお酒飲んだり、あとぶったーさんやparaphrohnさんやクリームさんとDDRやりまくるオフもありましたね。かいなるさんぶったーさん半コインさんSaidohさんgummiさんとも何かしたような。案外クソオフ充してましたね。

     大学入ってZタイパーになり、KaTandさんオーユーさんからも少しリードをとれるようになり、今度は水素さん、2ゲッターさん、W/Hさん、オリプスさん、フィスティさん、caliyあたりを意識するようになっていきました。オリプスさんはTwitterやってなくて(自分が知らなくて?)謎の人でしたが一番総合の記録が近かったので、ランキング見るたび「今オリプスとの差は…」とか見てましたね。オリジナルに力入れたのはcaliyさん意識してだったかな。ある程度できるようになって打倒2ゲッターさんを掲げるも志半ばで息絶えました。オールラウンダー目指したのはswitchさんの「ZI/ZH/ZI/ZH」見てかっこよすぎでしょ・・・って思ったのがあったと思います。
     Twitter始めた頃はW/Hさんもテルたにごんみたいなその辺と同格で見てたので、それとなく記録で近づいてきて「ここまできたか」なんて実感した覚えがあります。同じようなことはランキングでikkyさん、dqmaniacさん、Pocariさん抜いた時も思いました。雲の上だったはずのとこまで来ちゃってる…みたいな。

     で、大学生活折り返してつらぽよも溜まりPC不具合などなどでそもそもキーボード触れなくなったりで、モチベーション薄れかけてたところでタイピングサミットでした。
     うーん、みんなすごかったですね(そろそろ書くのがだるくなっています)。すごかった。ここにいる奴上澄みばっかで誰にでも「リアフォ」が通じる「ZJ」が通じる、異世界だ、と思いました。
     でそれがモチベーションになったかそうでもなかったか、その後ややあってR漢字ZHを出して彼は姿をくらましたのでした。ちゃんちゃん。
     かと思えばしれっとIntersteno出場して唐突にフィンランド語とか打ってましたからね。こうして見ると自分をなんとかタイピング界に繋ぎ止めてくれてるのはPocariさんですね。

     ということで自分にとってでかい存在のタイパーランキング!ででん!

    1位 テルさん
    不動最強神 諸々の根底には彼がある

    2位 Pocariさん
    なんやかんやぶっちぎりで一番お世話になっている

    3位 KaTandさん
    彼の存在なしでZJの壁越えられてたか分からない

    4位 kurimansさん
    最初に見た身近な雲の上 上には上がの原点

    5位 W/Hさん
    こわい

     以上です。時間は有り余ってるんだしまたアホみたいに粘着して国語R更新したいなあと思いました(する/できるとはいっていない)。
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  • 今もお腹は痛いけど激辛ラーメン食べたせい

     大学のゼミの友人からメールが来ていました。「今度ごはん行こ」と。卒業して以来少しも連絡とっていなかったところで唐突に来て驚きました。「いやー今東京移っちゃってるしなあ」なんて返すと、「(ゼミの)先輩の○○さんと××さんも来るんだけど」と。「行くわ」と返しました。
     ちょうどその2人が両方おっぱい大きかったから、ではなく、それとなく”闇”のオーラを放っている方々だったんですね。自分を出して生きていないというか、ささやかに反社会精神の片鱗が見え隠れしているような、そういった雰囲気を醸している人たちでした。1人は留年してました。1人は優秀ながら非コミュでした。ちなみに友人はスロプロです。
     日程は合わせてくれるっぽいのでいつごろ名古屋戻ろうかなあ、なんて考えていて思いました。

     「”闇”って何だった?」

     小学生の頃は「何も考えてなさそう」とよく言われました。それが中学生になると「何考えてるか分からない」になり、高校生からは「人に対して壁張ってる」、大学生になると「何か闇、抱えてるよね」となっていきました。心の闇。Twitterでよく使っていた言葉でした。何でしたっけそれ。
     特に事情とかも抱えてないんですよ。これといって不自由ない生活はできていたし、親が離婚したとかそういう系のもないし、少ないながらもちょこちょことお友達はできていました。それでどうして闇がどうこうなんて話になってくるの、って感じですね。
     だけどストレスの蓄積は多かったように思います。で、怒るだとかキレるだとかってことも小3?ぐらいでやめてしまいました(そのときはイスとか振り回したらしいです)。それからはイライラ案件があってもとにかく泣き寝入りです。最初はこらえきれなくて涙も流してましたが、徐々にそれを抑え込む要領も分かってきました。
     1つ1つをすぐ解消できていれば良かったんですが、なまじっかキャパシティがあっただけにだいぶ溜め込んでいました。長く溜め込んだ分いつか破裂したら人でも殺すんじゃないか、それこそ秋葉原で暴れるんじゃないか、と自分で心配してたんですが、どうやら大丈夫みたいです。もう大丈夫。
     離れてみて思いますが、どうもストレスの原因、8割ぐらい家庭絡みだったみたいです。人に話せばおそらく必ず「いい家族だね」なんて言われると思うんですが、少しもそうは思っていませんでした。環境自体はよかったんですが、どうも人だけが致命的に合わなかった。

     ここでいろいろ考え出して20分ぐらい指が止まっちゃったのでまあ詳細については省いていきますが、とにかく積もり積もったストレスから社会を憎むようになっていったわけですね。俺がこんなに辛い思いしてるのは社会のせいだと。「非社会化マニュアル」、元気なうちに完成させておけばよかったです。
     要は、日々積み重ねてきたストレスが心の闇を完成させたと。

     過去形なの?と読んでいて何度か思った人はすごい。嫌いな社会に貢献する嫌いな社会の人になってみて、そこそこストレスの元は解決された気がしています。高校生のときからずっと漠然とながら東京住みたいな~なんて思ってたのが実現して、毎週毎朝通勤とか無理だしもっと楽なのを~と思っていたら週3勤務が実現して(でも正規だよ)、そして何より家族と距離を置けました。
     心の闇、消えるんじゃないでしょうか。

     これだけが怖いんですよね。自分が自分じゃなくなっていく感覚ですからね。真っ暗な自分の部屋で痛むお腹を押さえてタバコ吸いながら「社会マジでクソすぎる」なんてネットに書き込んでた自分が大好きだったんですよ。そうやってかわいそうな自分に酔ってたからギリギリ生きてたのかもしれないです。
     コンテンツとしてのおもしろさもなくなっていくと思います。自分より自分のこと知ってるんじゃないかって人に「お前には闇持ちを引き付ける能力がある」なんて言われてましたけど、そのチカラもいずれ失っていくことになるんでしょう。先日の飲み会、初対面の人が多かったんですが、明らかにオーラが近い…と思った人にあまり好いてもらえませんでした。「あっ」と思えば大体すぐ打ち解けてきてたんですけどね。

     これからはクズからゴミに転生しつつある自分を受け入れられるかの問題になってくると思っています。今の自分、嫌いですもん。
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  • 孫子は知って損しない

     まさか10回目まで到達できると思ってませんでした。がんばって5回かなあと思っていました。初回からずいぶん空きましたけどね。

     「承認をめぐる病」という本を買いまして、さらにお仕事が落ち着いてそこそこ暇ができるようになりまして、ぽけーっと考え事をする機会が増えました。といっても大学生の頃はもっと色々考える、というか、上の空でいる時間は長かったんですけどね。社会の醜さについてシェアできる人が何人か…3人かな、いましたので何かと捗っていたものです。
     4月は気付いたら終わってました。快適に生きていくには考えないことが一番だと実感します。

     「承認」という言葉が今自分の中で非常に熱いです。確か高校~大学最初ぐらいの時期にもしょっちゅう使ってた言葉でした。承認。承認欲求。
     やることをやってれば評価してもらえたのがちょっと昔でした。今は自分でやること見つけろなんて言われてしまいます。学校の勉強だけでなく個性を探せなんて。男らしく女らしくに従うのでなく自分らしく生きろなんて。個性。自分らしさ。なんなんだそれは。
     他人からしても評価ができないんですよ。マークシートの採点なら機械にだってできます。作文に点数つけるのって大変でしょう。書くほうも大変だし読むほうも大変。ちゃんと個別に見てくれてうまいコメントつけてくれる人が見つかればいいですよ。どんだけ綿密な下調べしてタメになる文章書いたって「小難しくて意味わかんない」言われたり、ある人にとって心温まるエッセイだって「頭悪そう」なんて一蹴されたりするわけですよ。そもそも読んでもらえない人だって出てくる。書くことがめんどくさくなっちゃう人もいる。

     「ありの~ままで~」なんて歌をこの頃よく聞きますね。その一節しか知りませんけど。流行ってるフレーズとは時代なり民意なりを表してるのだ、なんて言う人いますよね。「日本の未来は世界がうらやむ」だったのが今となっては「未来はそんな悪くないよ」だとか言ってね。そうだとしたらみんなありのままでいたがってるんじゃないですか。みんなキャラ演じてっから。

     行ったことない場所入るのって勇気いりますよね。僕なんてラーメン屋ですらちょっと入るの怖ぇなって思うことありますもん。ほんとはパスタ屋さんオムライス屋さんパンケーキ屋さん色々行きたいんですけどね。そんなとこもってのほか。
     でも初めての場所でもすっと入れる場合があります。チェーン店です。どこ行ってもさすがにファミマ入るのに躊躇はないですし、飲食店でも松屋なら安心してすぐ入れます。
     とはいえ、そういうところだって最初は初めてだったわけですよ。当たり前ですけど。何かのきっかけでデビューして、それから馴染んでいったんですよね。
     そのパターンを思い出してみると、「誰かと一緒に入った」「みんな行ってると聞いて入った」「ネットで調べて入った」とかになってきます。たまたま見かけてぶらっと入った場合もありますけどね。
     これがこじらせ童貞論にまた繋がっていくわけですよね。まあなんか言いたいこと伝わりますよね。めんどくなりました。

     何冊かモテ本、特にオタク向けと称されたものを先日立ち読みして回ってました。女ってこういうものだよ、こういうことを心がければ大丈夫だよ、といった趣旨がほとんどでした。敵を知り己を知ればって言いますね。敵を知ったつもりになって一つ覚えの戦法だけ持って戦えませんよ。それですぐ動けるアホだったらとっくに動いてる。童貞は賢い。未来の賢者をナメるんじゃない。
     「北海道民はこういう奴だ」にはみんながみんなそうじゃないでしょ、と言える人が多いのに「女ってのはこういうもんだ」には結構うなずく人が多いのは何なんでしょうね。

     敵については僕も知りませんので、己を知るための方向性の目安ぐらいを示すのが現代こじらせ童貞論の目的です。女性の側からしたら図らずも敵を知るのに有用なんじゃないですか。
     だけどこの辺の心情についてはよく分からないですが、僕も女性向けの例えば「イイ女になる方法」みたいな本手に取るのには抵抗があるんですよね。敵の理想が分かれば現状も想像ついてくるもんだと思うんですけどね。この辺り向き合えてきたら何かまた発見がありそうです。

     #10にするつもりでしたが40分経っちゃってたのでタイトル変えます。何にしよっかな。
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  • 10ぷんぶろぐ #9

     買ってきてちょっとだけ読んだ本で「キャラ」について書かれていました。

     私は小学2年生のときギャルっぽい子に「まつげながいキャラ」と言ってもらったのが衝撃で、だからこそ今でも覚えてるんですけど、それ以来「まつげながいキャラ」としてずっと生きてきました。
     「陰キャラ」なんて言葉も中学ぐらいになると流行ってましたね。「いやぼくちん陰キャラなんだけど」みたいなこと言ったら「いやここあは陰キャラじゃないでしょいじられキャラでしょ」と言われました。そういうことじゃんと思いました。

     そういうのありますよね。所属するグループによって「キャラ」が変わったりしますからね。私もなかなか中途半端なので場所によっていつもボケてたりツッコミばかりしてたりします。オタクキャラの集まりでは大体ボケてる気がしますね。
     このあたりから童貞論の続きに繋げていけないかなあと今考えているところです。「自分みたいなキャラが恋愛しちゃいけないんだ」みたいな。そういうのに縛られてアクティブな行動が制限されてきちゃうっていう。それで経験値を積めなくなり、ということで例の話に合流していく感じ。
     自分も中学ぐらいのとき思ったんですよ。「女子と話せる(話していい)のはウェイ系の奴らだけだろ」と。

     話の最中なんですけど今思い出しましたわ。初恋の女の子がその中学のときクラスメイトだった奴と付き合ってたんでしたわ。あーー。
     でね、まあ「あいつら付き合ってるらしいぞ」という話を小耳に挟みましても私は「まああいつはウェイ系だからな」と考えたわけです。自分とはキャラ、所属する世界が違うからと。

     たぶん個性尊重ゆとり教育がいくらか影響してるんでしょうね。オンリーワンになりなさいなんて言われるから何か自分の特徴的な、ほかの人と違う点を見つけようとする。でもそんなもん普通ないんですよね。各種メディアで「こんなすごい人がいる!」とかいくらでもやってますから、情報が入りすぎててお山の大将すらやれないわけです。学校で一番の成績とってもテレビ見たら開成高校の生徒は~とかやってるわけですよ。困っちゃいますね。
     それでとりあえず所属してるコミュニティで色のある存在になろうとしてキャラとかいうペルソナをかぶってくわけですね。天真爛漫でやれてる人なんていまどきタグイマレなんじゃないっすか。

     みたいな感じで切り口が一つ増えたかなあというところなんですが、どうも核心に迫れてない感じはありますよね。
     というか、ぶっちゃけ当時よりもよくわかんなくなってますよ。今もう恋愛やるの怖いですもん。一旦”解脱”したはずなのになんかもう戻ってます。一緒にパンケーキ食べに行ってくれる女友達一人だけほしいです。あとはもういや。

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